萬中の教師。吟子の現在の担任で過去に剛、猛も受け持っていた。生徒に対しては厳しくも親身になって接するタイプ。 剛にとっては、普通の青春を送りたいという自分の願いを聞き入れ、家族にも秘密のまま白百合入学を色々と手助けしてくれた恩師。 剛の二重生活が上手くいっていることに安心しているが、同時に難破家には後ろめたい気持ちを持つ。 佐藤 順一(さとう じゅんいち) 吟子が外出した際に偶然知り合った優等生の少年。仲良くなった吟子に勉強を教えることになる。 ヤンキーという人種を嫌っており、吟子は彼に嫌われたくないために、自分がヤンキーであることを隠すための色んな嘘をつく。彼が家に呼ばれる際、吟子は家族全員にシャバい格好をさせたが、彼はすでに難破家がどのような家か事前に知っていた。そして吟子のためにそこまでしてくれる難破家を見て、ヤンキーに対する見識を改めたようだ。 ハワイにて剛たちが知り合った変な顔の少年。塩分 のことが好きだが相手にされていない。 当初は日本人含め観光客を毛嫌いしていたが、自分たちのために何の見返りも求めずブラッドリー兄弟を倒してくれた難破兄弟に感動し日本人が大好きになった。同時に難破的なセンスも植えつけられ、特服を着用して歩いていたところを伍代と出くわし、彼を困惑させた。 シンディ 父親ポーキーの店でウェイトレスをしている娘。地元のアイドル的存在。 キースも彼女に気があり、たびたび店に手下を送って手篭めにしようとしていた。たまたまその場面に出くわした猛が止めに入ったことから、剛はブラッドリー兄弟のことに深入りしていく。 気丈な性格で、ブラッドリー兄弟に反抗し続けていた。剛に惚れていたような描写があるが、結局剛たちは日本に帰ってしまった。 ポーキー シンディの父親。異様に頭が大きい4頭身ぐらいのオッサン。ハワイ一うまいと評判のマンション 横浜 「ポーキーズ」を経営している。 元海兵隊で(実力のほどは怪しい)ハワイにて休暇中にシンディの母親サンディと出会い結婚。そのまま定住。サンディには7年前に先立たれている。 剛に協力しキースと戦う。元海兵隊のスキルを活かし、キースのナイフをすべて素手で捌いているように見えたが、紙一重の差でかわしきれずに負傷。剛は彼の作るパイを心底気に入った。 ケン ポールやシンディの友人で、ブラッドリー兄弟が来るまでは周りから慕われるリーダー的存在だった。 ブラッドリー兄弟に反抗するグループの中心だったが、彼の父親の車を放火され、次は母親の職場を放火するぞと脅され、泣く泣くブラッドリー兄弟の軍門に下り、小間使いをさせられていた。 剛に勇気付けられ、途中から共闘する。 ブラッドリー兄弟 兄のバグ、弟のキースの二人兄弟で、バグが実質的なボス。 ロサンゼルスにて問題を起こしハワイに移り住んできた。冷凍食品 を使って手下を作り、地元ハワイを暴力で支配している。強盗、放火、傷害など、不良の範疇をはるかに超えた悪党。ハワイの警察署長を叔父に持ち、叔父が彼等の父親(なんと上院議員)に多額の借金をしているという事情から、地元の警察は彼等に強く出ることができなかった。 キースがシンディに罵倒されたことの復讐に、ポーキーズに車を突っ込ませて破壊しようとするが、剛に妨害された。そのまま対決になる。兄バグは、不意打ちとはいえ剛を一撃でダウンさせるほどのパワーファイターで、剛はピンチに陥ったが、そこに黒い特服を着た猛が駆けつける。往復ビンタで気合を入れられた剛はなんとかバグを撃破。手下たちはことごとく猛に全滅させられる。キースはチャカやナイフを持って猛に襲い掛かるが、腕を折られた上に弾きさえも奪われまったく歯が経たず、逆に返り討ちに遭った。その後ジャックにも見放され、ハワイから追放される事となる。かくしてハワイの人々は救われた。 ジャック ブラッドリー兄弟の叔父。市警ワイキキ分署の署長。 ギャンブルが原因で彼等の父親である兄に多額の借金をしていたがために、甥たちに適わぬ事なかれ主義のまま、心を痛めていた。ブラッドリー兄弟の策謀で剛が殺されそうなところを間一髪食い止めたが、彼等の所業を不問とした。 最終的には良心に従い、兄には家を売って借金を返すことをブラッドリー兄弟に宣告した。 『ナンバーファイブ 吾』(なんばーふぁいぶ)は、松本大洋による長編漫画。『スピリッツ増刊IKKI』2000年第1号から『月刊IKKI』2005年3月号まで掲載された。遠い未来の地球で起こる、人工的に作り出された超人たちの戦いと葛藤を通して、命の宿命とすすむべき未来を描いた作品。激しくスピーディな戦闘シーンの描写と、幻想的で繊細な世界描写によって、今までの松本大洋の作品とは異なる雰囲気が作られている。松本大洋の作品の中では最も難解なものの一つといわれている。 遠い未来。人類の起こした傍若無人な振る舞いによって、生命の生態系は崩れ、横浜 一戸建て は崩壊の危機を迎えてしまう。この崩壊した世界から人類を救うため、9人の幹部組織「虹組」を頂点にした、特殊な能力を持つ人間達によって構成された組織「国際平和隊」がつくられる。かれらの活躍によって再び平和な日々が訪れたかにみえた。しかし、ある日「虹組」のメンバーであったひとりの男が、ひとりの女を連れ去って逃亡したことによって、それは揺らぎ始める。男の名はNo.吾(ナンバーファイブ)。女の名はマトリョーシカ。何故彼は反逆を企てたのか。今、世界が動き始める。 本名はユーリ。本作の主人公。天才的な狙撃手。英語研修 な性格故に、冷徹な思考も併せ持つ。かつてビクトルの下に勤めていた過去を持つ。その後虹組に入り、虹組最強の戦闘部隊の隊長を務めていたが、突如反逆を行う。それは自由を手にする為のものだった。 マトリョーシカ 本名はマリー。大食らいでころころとした体格の女性。後にユーリの子を授かる。 平和隊隊長9名によって組織される幹部組織。各隊長にはひとつずつナンバーが与えられ る。 かつてのNo.仁。邪悪の心を持つ男。ユーリの師匠。 ナザロフ ユーリの親友。現在はビクトル大佐の部下。 ドミニク No.蜂を慕う彼の部下。 レッドノーズ No.吾を見張る諜報部員。 PAPA 本名フリートリッヒ・モント。ユーリ達を作り出した天才科学者。 ドノバン長官 軍の長官。超人達を嫌っている。 2130年日本、かつての第三次世界大戦により日本各地に「BS(ブラックスポット)」と呼ばれる巨大な汚染区域が生み出されていた。「BS」は廃墟として長大な壁により隔離されたが、いつの間にかその荒れ果てた大地に住み着くものが現れた。彼らを「街(シティ)」の人々は「不要者(ニードレス)」扱いしたがその中には不思議な能力を持つ者たちがいた。 序章 シメオン製薬の暴力支配からBSを解放するレジスタンスに所属していた少年クルス・シルト。とある情報でアダム・アークライトがBSへ来るという情報を聞きつけレジスタンス全員で奇襲を仕掛ける。だが、アークライトの圧倒的な力によりレジスタンスは壊滅、生き残ったクルスはたった一人地下水道へと逃げ込んだ。だが、追っ手が迫り絶体絶命の最中、彼を助けたのはアークライトによく似た男、アダム・ブレイドだった。こうしてクルスはブレイドを教会まで運んだ事をきっかけに、ブレイドと共に住むイヴ・ノイシュヴァンシュタインとギドと共に教会で生活する事になる。 第1章 アイアンマウンテンでの戦いでクルスの身代わりとなってイヴがさらわれてしまった。それと同時にアークライトから、BSの住人達に降服し、シメオン製薬まで来るように一斉放送が流れた。ブレイドたちはそのイヴを助けるために、そしてアークライトを倒すためにシメオン製薬へと立ち向かう…。 第2章 アークライトの能力により大爆発を起こし、シメオン製薬は大きな痛手を負った。だが、大爆発に巻き込まれた中、何者かによって助けられたクルスはたった一人残される事になる。深手を負い一時は気を失うが、気を失った彼を介抱してくれたのは、シメオン製薬の少女部隊に所属する未央だった。彼女も仲間達とはぐれてしまい、偶然クルスと出会ったの事だった。仲間は自分と同じように離れ離れの状態で生きていると信じたクルスは、ブレイドたちを探す事を決意する。そして、未央もぬいぐるみを直すために北に一緒に来てくれるならという条件で、ブレイドが発見するまでクルスと共に行動してくれることになる。こうして不思議な二人の冒険編が始まった…。